2005年1月の栂池
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New (2005/01/29) 

bulletシーズン券

2005年のシーズンは、12月中に初滑りを済ませ、1月〜3月の間に少なくとも栂池で2回、2週間以上は過ごしたいと計画をしていました。そこで、シーズン券の購入することにしました。栂池高原スキー場の公式ホームページの案内によると、12月20日までにシーズン券を購入する場合には、5万円のシーズン券が早割りで3万円になるということです。
ところが、12月10日を過ぎても雪がありません。仕方がないので、12月中の初滑りの予定は立たないまま、早割りのシーズン券の購入申込みをしました。栂池高原スキー場の公式ホームページに 置いてある書式の申込書を記入し、顔写真(25×30mm)を添付して、案内のとおり現金書留で3万円を送金したのです。
しばらくすると次のような、はがきが届きました。

2005年栂池高原シーズン券引換券

この引換券を持参すれば、ゴンドラリフト1Fの事務所でシーズン券と引き換えるということのようです。

これが、そのシーズン券です。

シーズン券

bulletやっと18日に一部オープン

ところが12月も中旬というのにさっぱり雪が降りません。やっと12月18日になって、ハンノキコースの最上部、ハンの木高速ペアリフトの下のコースだけが、造雪機の助けを借りて滑走可能になりました。ゴンドラで栂の森まで上がり、滑ったら、またゴンドラに乗って帰ってくるということです。結局、大晦日の大雪まで本格的な降雪は無く、スキー場の宿は予約のキャンセル 続出で、営業的には散々なシーズンインだったようです。

bulletいざ栂池へ!

1月のハッピーマンデイによる連休が過ぎてから、出かけることにしました。今年で利用するのが連続12シーズン目になる定宿の「ロッヂやまと」に電話してみると、「連休を外したら何時来ても大丈夫」ということです。17日(月)から26日(水)までお世話になることにしました。14日には、スキーと荷物で一杯のスキーバッグを宅配便で送り、JR白馬駅までの乗り継ぎ指定券(17日早朝 発の新幹線のぞみ・中央線しなの・大糸線あずさ)も購入ました。

bullet1月17日(月)

早朝に自宅を出て、新大阪で「のぞみ」、名古屋で「しなの3号」、松本で「あずさ3号」と乗り継ぎ、JR白馬駅。タクシーで昼前に栂池の定宿・「ロッヂやまと 」へ到着。時折雲の切れ間から日差しが覗くが、ちらちらと小雪が降っています。宿泊は私一人でした。
早速スキーウェアに着替えて、12時前にゴンドラ事務所で、シーズン券を受け取りました。シーズン券は、写真とチップを埋め込んだ5ミリほどの厚さのあるカードタイプ(でも、ほとんど手作りに近い)。リフト乗場のスキャナーの10センチ以内くらいに近づければ反応するので、左の胸のポケットに入れておけば大丈夫です。ところが、 この日ゴンドラは強風のため運転中止。カラマツリフトで白樺ゲレンデ下まで上がり、ハンの木コースを経由して、栂の森ゲレンデまで上がろうとしました。ところがハンの木第3クワッドリ フトは動いているものの、ハンの木高速ペアリフト が点検運休中で、栂の森まで上がることが出来ません。しかし、午前中の強風も、お昼を過ぎると徐々に収まって、12時30分頃にゴンドラが運転を再開しました。天気は時々晴れ間が出るものの、相変わらずの小雪です。早速、ゴンドラで栂の森ゲレンデへ。ちょっと風が強いですが、栂の森ゲレンデは最高の雪質です。
15時に栂の森のカフェテリアで甘い物を食べて休憩し、ハンの木コースを何本か滑り、16時過ぎに鐘の鳴丘ゲレンデを下り、「ファミリーオ栂池」横で、スキーを脱げば、道路の向かい側が「ロッヂやまと」です。
大きな風呂に一人で入り、17時30分から 食堂で一人で食事。60名泊まれる宿に、たった一人ですから、風呂も乾燥室も、どこもかしこも独占。2階南東向きの8畳の部屋で、これから26日まで9泊です。

bullet1月18日(火) 曇り時々晴れ

6時半に起床。スキーの期間中、毎朝、身体をほぐす柔軟体操をするように心がけます。7時半から朝食。8時15分過ぎに出かけます。 ゴンドラ乗場にも途中の各ゲレンデにもほとんど人の姿がありません。

ゴンドラから見た親の原ゲレンデ

ゴンドラから見たチャンピオンゲレンデ

ゴンドラから見た親の原ゲレンデ ゴンドラから見たチャンピオンゲレンデ

栂の森到着は8時50分。今日は、全面圧雪されています。ハンの木高速ペアリフトは今日も運休。栂の森まで上がるには、ゴンドラを使うしかありません。
ハンの木コースを2本滑り、白樺ゲレンデを1本滑って、ゴンドラ中間駅から再び栂の森へ。栂の森ゲレンデは、粉雪で最高のコンディション、しかも完全に圧雪されているので、滑り は最高です。10時20分、栂の森カフェテリアで休憩。コーヒーを注文したら、午前10時30分まではソフトドリンク無料サービスということでした。 平日の早朝と午後2時以降に、このようなサービス時間を設けて、スキーヤーやボーダーを呼び戻そうとしているのでしょう。
栂の森ゲレンデを何本か滑り、12時過ぎにカフェテリアで昼食。がらがらと言えるくらい空いているので、のんびりと食事をし、ゆっくり休めます。12時45分から午後の滑り。カフェテリアの外に出ると、栂の森の上、ガスの中の天狗原の方向からヘリの音が聞こえて きます。杓子岳で遭難したのではないかと思われる仏教大学の学生の捜索のようです。午後の栂の森ゲレンデは、時々ガスの中に入るけれど、雪質は良く、人が少なくて、気楽に滑 ることが出来ます。何度かゴンドラ中間駅まで滑り降り、3時半にハンの木コースを経由して、鐘の鳴る丘ゲレンデに下り、「ロッヂやまと」に16時帰着。
すぐに風呂に入り、17時40分から食堂にたった一人で夕食。
今日は、太股と腰の筋肉痛が出ました。

bullet1月19日(水) 晴れのち曇、時々雪

筋肉の痛みは少し軽くなりましたが、大きく動かすと、最初に痛みが走ります。兎に角動かさないと痛みは 消えないので、朝は身体を温めて、ストレッチと体操を念入りに行いました。
朝方は晴れで、上のほうまで青空が広がっています。ゴンドラで山頂駅に着いたのは、8時50分。栂の森ゲレンデを何回か滑って、天気の良いうちに馬の背コースへ。圧雪されたコースは、ほとんどシュプールもなく最高の滑りが出来 ました。

馬の背コース(ブナリフト終点付近)から

馬の背コース下部をズーム、遠くに広大な鐘の鳴る丘ゲレンデ

馬の背コース(ブナリフト終点付近)から 馬の背コース下部をズーム、遠くに広大な鐘の鳴る丘ゲレンデ

今日もハンの木高速ペアリフトは運休なので、栂の森へ上がるには、ゴンドラを利用するしかありません。
午後には、筋肉痛も感じなくなり、足が慣れてきて、非常によい滑りが出来るようになってきました。休憩なしで滑り続け、3時半、白樺ゲレンデを最後に、鐘の鳴丘 ゲレンデに下り、4時前に宿に帰りました。今日は、実に良く滑りました。

bullet1月20日(木) 

昨晩の天気予報で、強い寒気団が南下し大荒れ大雪の恐れがあるとのことでしたが、その予報どおり朝から大雪です。ちょっと湿り気味の積る雪が、遠くが見えにくいほど降り続いています。9時半ごろ 出かけてみましたが、視界が悪く、面白くありません。風も強く、ゴンドラも昼過ぎには運休になりました。 仕方がないので、午後は宿に帰り体操と読書と昼寝ですごしました。夕暮れ時になっても、雪は相変わらず激しくり降り続いて、このまま明日まで続くと相当積り そうな気配です。

bullet1月21日(金) 

昨日から大雪が続き、宿の前の駐車スペースは、昨晩除雪したところなのに一晩で新たに60cmほど積もりました。

二日続きの大雪

二日続きの大雪

ゴンドラの営業所に電話で運行状況を聞いたところ、平常なら8時に営業運転を開始するところ、除雪と点検のために遅れて、9時前に営業運行を開始するとのこと でした。そこで9時過ぎにでかけました。コースの半分くらいは何とか圧雪されていますが、大半は新雪のままです。ハンの木第3クワッドリフトへの最終コース部分は圧雪されていないので、今日はゴンドラ中間駅を終点にするコースを滑るしかありません。雪とガスで視界が悪い上に、未圧雪部分が多く、体力を消耗する一日でした。
この日、「ロッヂやまと」の親戚の男の人が一人宿泊され、久しぶりに話し相手のある夕食時間を過ごすことが出来ました。

bullet1月22日(土) 晴れ時々曇り

朝6時半ごろに、東京に住まいする娘と息子が、夜行のスキー場直行バスで到着 しました。土曜・日曜と二日滑り、日曜の夜に再び夜行バスで帰る予定です。若くてもさすがに夜行バスでは疲れたとみえて、暫く休憩して、9時半頃に出かけました。
土曜日の午後は、昨日までの大雪と寒波で雪は多く雪質も良いので、久しぶりに多くのスキーヤー、ボーダーが訪れました。
今日は、ハンの木高速ペアリフトも運行されていて、ハンの木第3クワッドリフトから乗り継いで栂の森ゲレンデへ入るのにとても便利です。
午後4時前まで滑って、宿へ。
娘は仕事が忙しく疲労が溜まっていたのと、バスで寝られなかったのが重なり、風呂と食事が済んだらすぐに布団にもぐりこんでぐっすり眠ってしまいました。

bullet1月23日(日) 曇り

朝は冷え込んでマイナス10度。昼の最高気温(予報)が長野でも、0度ということです。
8時半出発。日曜日なのに、ゴンドラはほとんど待たずに乗れます。10時前になると、栂の森のゴンドラ山頂駅前に人が増えてきました。それでも、栂の森ゲレンデは人影がまばらです。

11時ごろ、栂の森ゲレンデ最上部から撮影した白馬三山です。

白馬岳(しろうまだけ)
白馬岳(しろうまだけ)

左から、白馬鑓ヶ岳、杓子岳
左から、白馬鑓ヶ岳、杓子岳

午後一番、娘と息子と私の3人で、馬の背コースを滑りましたが、前後に人影はありません。コースを占有しているような雰囲気です。その後、ハンの木第3クワッドリフトで上がったり降りたりを繰り返し、午後3時過ぎに鐘の鳴丘ゲレンデへ下りました。1日中気温が低かったので、下のゲレンデも乾燥雪のビックリするほど良い雪質のままでした。
日が傾くとあまりに寒く、3時半には宿へ帰 りました。娘と息子は夕食を終えて、20時発の夜行バスで東京へ帰りました。
入れ替わりに、メーリング・リストでの友人が、東京から尋ねてきてくれ、同宿しました。夜遅くまで話が弾みました。

bullet1月24日(月) 晴れ午後遅くから曇り

快晴で風も無く、朝は非常に冷え込みました。久しぶりに抜けるような青空です。友人はスキーはやらないのですが、滅多に無い好天ですから、一緒にゴンドラで栂の森ゲレンデまで上がり、白馬三山の雄大なパノラマを案内することにしました。ゴンドラが高度を上げるにしたがい、目の前に白馬三山のパノラマが迫ってくるので、彼は感動しきり。
カフェテリア栂の森で、無料サービスのコーヒーを飲みながら、雪の北アルプスの話に興じました。10時半ごろまで眺めとおしゃべりを楽しみ、彼は周辺の栂の森を散歩、私はスキー へと、ここで分かれることにしました。

次の写真は、栂の森ゲレンデを散歩していた彼が、たまたま写してくれた私の滑っている姿です。自分の滑っているところは滅多に写真にはならないもので、貴重な一枚です。

栂の森ゲレンデを滑る

彼は、この後近所の温泉を巡って、本日中に東京へ戻るということです。
天気が良く、雪温も低いし、ゲレンデとコースは広く圧雪されていて、今日の滑りの条件は最高でした。午後3時過ぎに、栂の森をゲレンデからハンの木コースを下り、鐘の鳴丘 ゲレンデを滑って、3時45分に宿に帰 りました。今晩から、また、宿泊客は私一人だけです。

bullet1月25日(火) 雪のち曇り

朝は雪。ゲレンデ上部はガスの中で見通しは非常に悪いです。9時過ぎに出発。ゴンドラで同乗した70才台と思われるシニア二人は、一人は尼崎市内の園田 、もう一人は豊中の人でした。ゴンドラ山頂駅に近づくとガスが薄れて、栂の森ゲレンデでは時折日差しも覗きました。しかしこれも11時まで。再びガスが濃くなり視界がほとんどありません。逆に、ハンの木コース下半分では、ガスが薄くなり雪もほとんど止みました。
12時から栂の森カフェテリアで、昼食 を摂り、その後2時間ほど栂の森ゲレンデとハンの木コースを繰り返し滑り、3時半に鐘の鳴る丘ゲレンデに下り、4時前には宿へ帰りました。泊りは一人だけ。

bullet1月26日(水) 

今日が最後の日ですが、朝から雪です。晴れていたら午前中に2時間ほど滑ってから、宿を立つつもりでしたが、降っているので、滑るのは止め。のんびりと帰りの準備をしました。スキーとスキーバッグは、宅配便で送って貰います。帰りのJRの切符は、予約していなかったので、JR白馬駅まで出て購入しました。平日の日中なので、どの便だろうと空席ばかりです。名古屋経由で夕刻には帰宅しました。

雪

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