Update (2001/07/07)         

2001年7月1日(日曜日)。背高く伸びた土手一面の夏草が一斉に刈られています。刈られて2〜3日経つと、火をつけたらぱっと燃え上がりそうなほどきれいに乾いた干草になります。それを、熊手でかき集めて小さな山にして、ブルーシートで覆います。この大量の干草は、市の公園管理課の小型のトラックに一杯積み込まれて処理場に運ばれ、一部は腐葉土作りに再利用されるようです。以前は一斉に野焼きされていたのですが、環境上問題があるのでしょう。こうして作られた腐葉土は、街角の花作りのボランティアの方々にも分けてくれるそうです。

マウンテンバイクで土手を走っていると、焼けるような乾燥した空気に、とても良い香りが漂っているのに気がつきました。青臭かった草が刈られて乾燥し干草となって、僅かに甘い香りが感じられる芳ばしい匂いを放っているのです。子供の頃の夏の炎天下の遊びを思い出させる懐かしい匂いでした。

干草