旧艇の装備
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2007年12月22日に"BUDDY X"に乗り換え、"BUDDY V"は仲介業者のヤマハマリーナ琵琶湖さんに譲り渡しました。

 セール

メイン、ジブは標準装備品でエルブストロームのセールです。ジブはセルフタッキング仕様ですから、小さくてオーバーラップはありません。標準装備のメインはワンポイントのスラブリーフでしたが、ツーポイント用のクリングルを付けています。この他に、オプションのジェネカーを装備しました。微風時には快適で追加して良かったと思います。

こんな組み合わせで使います。
メイン+ジブ
ワンポイントリーフ・メイン+ジブ
ワンポイントリーフ・メインのみ
ツーポイントリーフ・メインのみ

微風のダウンウィンドでは、メイン+トリコロールのジェネカーです。

ジェネカー

セル・フタッキング・ジブ用のトラック

トリコロールのジェネカー セルフタッキングジブ用トラック

ジェネカー用スナッファー  

スナッファー(引き上げた状態) スナッファー(降ろした状態)

2003年6月に、スナッファー(スピネーカー・ソックスともいう)を(株)ノースセール・ジャパン関西ロフトからオンラインショッピングで購入しました。North Snuffer Plusという商品の、最も小さなサイズのタイプでスリーブの長さ7mのものです。
うたい文句どおり、ジェネカーの上げ下げは非常に快適になりました。ジェネカーが一杯に孕んでいる状態から、スムーズにスナッファーを降ろすことが出来ます。FRP製の取り込み口が滑らかで、吸い込むようにジェネカーがスリーブに 収まって行きます。

ジェネカー用伸縮ポール

ジェネカー用のポールは、バウ・パルピットの下からバウのデッキに掘られた溝に沿って伸びるようになっています。入れ出しは、コクピットからシートを引いて出し、シートを放せば溝に仕掛けられたショックコードで戻るようになっています。

ジェネカー用ポール

船外機

ヤマハの担当者の勧めで、推奨品の4〜5HPから6HPの物に上げてリモートコントロール仕様に変更しました。ショートハンドのBUDDY IIIには、リモコンは必需品でした。

ヤマハの船外機

ティラー

デッキ上で唯一の木製品です。先日、2度目の塗り替えを終えたところです。外壁用の透明ワニス(油性)で塗装していますが、日光と風雨にさらされているので、皮膜の劣化が激しく、現在はカバーを掛けています。これからは年1回のペースで塗り替えてやるつもりです。

ティラー

レイジージャック

ワイフと二人で乗艇することがほとんどのBUDDY IIIでは、リーフする時にとても重宝します。もちろんメインを下ろして片付ける時にも便利です。

ウィンチ

標準ではスタボーサイドに一つだけですが、ポートにもあったほうが何かと便利なので、最初に増設してもらいました。ジブシートのコントロールに、ハリヤードのコントロールにと役立っています。

ポートサイドのウィンチ

スタボーサイドのウィンチ

ポートサイドのウィンチ スタボーサイドのウィンチ

コンパス

シルバのハンド・ベアリング・コンパスで間に合わせています。普段は、ガーミン社のハンドヘルドGPSを多用しています。「琵琶湖ではこれで間に合ってます」というと、お目玉を食らうかな。

ハンドヘルド・コンパス

ソーラー・パネル

バッテリーの充電補助に小型のソーラー・パネルを設置しています。

ソーラーパネル

ライフライン代わりのベルト  

バウパルピットからコンパニオンウェイ位置のスタンションまでは、ライフラインが張られています。コクピット位置横のスタンションからスターンパルピットの間は、45ミリ幅のベルト(ディンギーでハイクアウトする時のフットベルトのような)が張られています。(上の写真、ソーラーパネルの左に見えます。)
この艇は、大型のディンギーのようなセンターボード艇ですから、ヒールが大きいときはサイドデッキに座ったスキッパー、クルー共に、ディンギーのようにハイクアウト気味になるほうが、よく走ります。
その時に、丁度腰の後に当るくらいの位置にこのベルトがあり、安心して艇の外に体重を掛けることが出来ます。

切断したベルト

● ところが、2000年11月25日、超微風の中、ヒールさせようと、リーサイドのデッキに座って、このベルトに思い切り体重を掛けたところ、一瞬で断裂し背中から落水してしまいました。この日は、前日からの好天で朝方は冷え込んでいました。防寒具代わりに朝からライフジャケットを着けていたのが幸いしました。落水後、すぐにスタンションをつかみ、自力でガンネル越しに這い上がりました。(上の写真は、断裂したベルトです。右端の切れ目はスタンションの取り付け部分からナイフで切断したものです。)

このベルトは勿論のこと舫ロープやシート、ハリヤードなど、特にナイロン製品は紫外線での劣化が激しいので、早目早目の取替えが必要ですね。肝に銘じました。

● 2000年12月9日 ベルトをロープ(7mmのダブル)に張り替えました。

ライフライン

アンカー     

● ダンフォースタイプ・アンカー

標準装備のアンカーは、ダウンフォースタイプの7kg。アンカーラインは40mでしたが、現在はこれに2mのアンカーチェーンを追加しています。ダンフォースタイプの7kgは20ftの軽量小型艇にはちょっと大きくてハンドリングが厄介です。分厚い帆布製の大型のトートバッグにアンカー、チェーン、ラインをセットして、丸ごと入れて保管しています。今は、こちらは予備です。

● ブルース・アンカー       

ブルース・アンカーの5kgを追加購入しました。軽くてハンドリングも楽だし、効きも良いので、今はこちらを常用しています。これが標準装備なら良いのに。5mのチェーンに40mのラインを付けて、ビールケース型のプラスチックの箱に入れて、コンパニオンウェイのステップの下に置いています。

ブルース・アンカー

● チューリップ型・アンカー

3kgのものを2個。夏の水遊びや、釣などで、ちょっと艇を止めたいときに投げ込みます。

救命用ライフスリング       

ソフトタイプの救命ブイに40mの ポリプロピレン・ロープ(軽くて水に浮く)がセットになった袋です。右舷船尾のパルピットにロープの端を結んでいます。落水があれば直ぐに救命ブイを投げ込みます。引き上げ用のテークルがセットになっています。

ライフ・スリング

簡易トイレ  

キャビンと言えるほどのスペースのない小型艇ですから、トイレは簡易トイレの定番 Porta Potti の335(10リットルの最少のもの)です。これなら、使い方も簡単だし、オートキャンプの用品売り場などで、消耗品や部品の調達が楽に出来ますので重宝しています。キャビンの中央のクッションの下にぴったり納まるようになっています。

バーナー   

オプションでキャビン内に小型のアルコールバーナーを設置することも出来るのですが、あまりに手狭なので、現在はコクピットで、プリムスのツーバーナーのガスカートリッジこんろを使っています。もちろん一般野外用で、ジンバルはありませんので、ごく穏やかな天気のときしか使えません。ですが、着火は一瞬で、火力は非常に強くお湯も直ぐに沸きます。
これは、今後何とか工夫してジンパル付きの安定性の高いものに変えたいと思います。

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