New (2000/01/29)
2000年1月22日から1月26日の5日間、栂池でスキーを楽しんできました。昨年は息子は大学受験中、妻も仕事が忙しく、娘と2人だけで3月のはじめに訪れたのですが、今年は妻が久しぶりに長い休暇が取れたので、大学1年生の息子と私の3人のスキー旅行です。大学生の娘は試験のスケジュールなどで留守番となりました。
| 白馬栂池シュプール号 |
1月21日、夜行の臨時急行「白馬栂池シュプール号」で出発。往復とも寝台を予約しておきました。この信州向けの「シュプール号」が走り始めたころは、むやみに本数が多かったのですが、今シーズンは本数が少なく、特にウィークデイは最小限の本数に絞っているようです。帰りの寝台車付の「シュプール号」は直江津発の列車しかなくて、南小谷から糸魚川まで普通列車で出て乗り換える必要があります。それでも、寝台車で横になってゆくのと、座席に座ってゆくのとでは疲れが全く違います。(そう感じるのは年齢の所為でしょうか?)
| 新雪と大寒波 |
出発の前日1月20日、JRの駅に表示されているスキー場の積雪情報では、栂池140cm。例年なら200cm以上あってもおかしくない時期なのに、正月からこちら暖かい日が続いているので雪が少ないようでちょっと心配でした。 ところが出発当日の21日には、一転強い低気圧が通過し大きな寒気団が押し寄せてくるようで、夜には自宅周辺でも雪がちらつき始めました。
1月22日朝、栂池に到着すると一面の新雪です。20cm位降ったようです。朝8時のゴンドラの運転開始に合わせて一番に乗り込み、コース整備されたばかりの「ハンの木・コース」を、一気に滑り降りました。22日(土曜日)も、次の日も、上空には大きな雪雲はなく薄い曇り空で小雪が時折ちらつく天気でした。気温は上がらず、雪質は良好です。
24日(月曜日)は雪、夜になると低気圧の通過で雪を伴った強風が吹き荒れました。25日(火曜日)の朝方には強風は止み、強い冬型の気圧配置になり一気に冷え込みました。この日は最高の雪質で、一日中パウダースノーを楽しめました。
26日(水曜日)は天気は良くなり青空も見えて、気温は昨日以上に冷え込みました。ゴンドラリフトの下の駅でマイナス8℃、栂の森の駅でマイナス15℃です。リフトに乗っていて風が吹くと顔が切られるように痛みました。(軽い凍傷になったのでしょう。帰ってきて2日目ごろから頬から顎にかけて顔の表皮が白く粉を吹いたように剥けています。) 寒いのには慣れているつもりでしたが、この寒さは大変でした。しかし、出かける前に、雪不足とグサグサの悪雪・雨など悪い条件を予想していたのとは大違いで、最高の雪質でスキーを楽しめました。
夜行の「シュプール号」で、27日(木曜日)早朝の大阪駅に着いてみると雪が降りしきり、尼崎の自宅周辺は一面の雪景色でした。
| シェルが新しくなったゴンドラ・リフト「Eve」 |
ゴンドラのシェルが新しくなっていました。シェルの密閉性が高くなっていますが、その分結露が多く、窓が曇って(凍り付いて)せっかくの景色が見えにくくなった気がします。昨年までの古いシェルでは、天井に手動で開閉できる空気抜きのハッチがありました。
| 栂の森ゲレンデとハンの木・コース |
1月24日、ハンの木・コース、まるごと独占 |
1月26日、栂の森ゲレンデ、体感温度はマイナス20℃ |
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新しいリフトのサービス |
昨年までは、リフトとゴンドラの共通1日券・2日券などだけでしたが、今年から新しく、1日目午後+2日目午前券とか1日+2日目午前券などのサービスが追加されていました。
さらに、八方+岩岳+栂池の共通リフト券+各スキー場を結ぶシャトルバスの共通券のサービスが新設されていました。長期の休暇でゆっくりスキーを楽しむのには最高でしょう。(私たちの年齢ではなかなか休暇が取れないのが残念。) ウィークデイになると、「シルバー券です」という、リフト乗り場のセンサーの声が、妙に耳につきました。お年を召した方が、増えたのでしょう。(もちろんシルバー割引のサービスもあるのです。)
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