☆ はじめに・・
このプログラム「狙い撃ち
Windows Capture」は、デスクトップ上に表示されてる複数のウィンドウから目的のウィンドウを狙い撃ちでキャプチャするプログラムです。
ウインドウを狙う方法がいろいろあるのが特長です。
(1)Print Screen Key狙い撃ちキャプチャ
Print Screen Keyを押した時にマウスが指している特定のウインドウだけを狙い撃ちでキャプチャすることが出来ます。
(2)狙い撃ちキャプチャ
キャプチャするまでの遅延時間を指定しておいて、マウス・カーソルでポイントしている特定のウィンドウだけを狙い撃ちでキャプチャします。
(3)メニュー狙い撃ちキャプチャ
Windowsの多くのアプリケーション・ソフトにはメニューバーが付き物です。メニュー項目がドロップダウンし、それが多段階に展開している場合があります。このように展開しているメニューを遡ってキャプチャする機能です。キャプチャするまでの遅延時間を指定しておいて、マウスで操作しているメニューを狙い撃ちでキャプチャします。
(4)フルスクリーン・キャプチャ
スクリーン全体をキャプチャする機能です。
(5)タイマー付きフルスクリーン・キャプチャ
キャプチャするまでの遅延時間を指定して、フル・スクリーンをキャプチャします。この機能を使えば、操作の途中を狙い撃ちでキャプチャすることが出来ます。
(6)リスト選択キャプチャ
デスクトップ上のウィンドウの一覧リストを表示し、そこから選択したウィンドウをキャプチャする機能です。親ウィンドウの一覧と、その親ウィンドウに属する子ウィンドウ別にリストアップするので、そこから選択した特定のウィンドウだけを狙い撃ちできます。複数選択して一度に複数のウィンドウをキャプチャすることも出来ます。
(7)タイマー付きリスト選択キャプチャ
ウィンドウの一覧リストから選択したウィンドウをキャプチャする機能に、タイマーを付けたもので、指定したウィンドウの操作の途中を、狙い撃ちでキャプチャできます。
(8)矩形キャプチャ
マウスでドラッグしてスクリーン上の領域を指定し、その矩形領域をキャプチャすることもできます。画面上でドラグしてサイズを決める方法と、予めサイズを指定しておく方法が選択できます。
その他には、次のような機能があります。
(9)キャプチャしたウィンドウをBMP形式あるはJPEG形式で保存できます。
(10)イメージファイルを自動的に指定したフォルダに保存するオプションがあります。
(11)ツール・メニューに好みのアプリケーション、たとえばキャプチャしたウィンドウのイメージを加工するためのレタッチ用のアプリケーションなどを追加登録し、実行できます。
(12)マウス・カーソルも一緒にキャプチャするよう指定できます。
(13)キャプチャした画像の上に、20種類のマウスカーソルの中から選択したもの(砂時計やハンドポイントなど)を後から貼り付けることが出来ます。
(14)「狙い撃ちWindows Capture」をトレイに常駐させるオプションがあります。
(15)「狙い撃ちWindows Capture」を常に最前面に置くオプションがあります。
このプログラムは、アプリケーション・プログラムのヘルプを作られる方などには、とても便利だと思います。
☆ 動作環境
Windows2000、WindowsXPが動作する環境
(Windows98、Windows98SE、WindowsMeの環境ではテストできていません。)
☆ 導入(インストール)手順
インストールしたいフォルダに wcpt301.exe を
保存し、実行すると、そこに次のファイルが展開されます。レジストリは一切操作しません。
wincapt.exe 実行プログラム
wincapt.chm ヘルプファイル
KEYHOOK.DLL Keyフック用のDLL
wincapt.txt 解説テキスト
インストールして最初の起動時に、ログインユーザー名をファイル名とする .ini ファイルが同フォルダ内に生成されます。
☆
削除(アンインストール)手順
インストールしたフォルダ内の上記ファイルを手作業で削除してください。
☆ 開発環境
DELL Dimension 4400、WindowsXP + Delphi7.0
EPSON DIRECT Endeavor MT-6000、WindowsXP + Delphi7.0
☆ 著作権、配布、免責など
このソフトウエアの著作権、他一切の権利は、作者であるKOKAにあります。転載、配布は自由です。が、その様な場合には、オリジナルのまま、付属のドキュメントを添付して転載/配布してください。また、事後でも結構ですからその旨作者までご連絡くださるようお願いします。
また、このプログラムを使用したことによって生じたいかなる障害、損害に対しても作者は一切の責任を負わないものとします。運用に関しては、各自の責任において行って下さい。
☆ バージョン履歴
2006/02/08
Version 3.02 正式版
(1)半透明Windowをキャプチャすると完全透明になってしまうバグを修正
(2)キャプチャしたWindowのタイトルバーが非アクティブ色になるバグを修正
2006/02/03
Version 3.01 正式フリー版
2006/01/11 Version 3.01 β0 評価フリー版
(1)WinXPマニフェスト対応
(2)ヘルプのHTML化
(3)タスクトレイ常駐時、Windowsのシャットダウンを妨げないよう修正
(4)自動保存に、連番ファイル名機能を追加
(5)減色機能廃止
(6)メニュー遡及上限値を廃止
2003/11/15 Version 3.0 正式フリー版
(1)シェアウエア旧版の公開停止、Vectorなどの多サイトでも、新バージョンを公開
2003/09/12 Version 3.0 正式フリー版
(1)当面、シェアウエア旧版も継続し、Version3.0はホームページ上のみで公開
2003/08/29 Version 3.0 β2 評価フリー版
(1)ヘルプファイルの修正
2003/08/25 Version 3.0 β1 評価フリー版
(1)矩形サイズ設定機能で、縦横サイズの入力上限値をスクリーンサイズに変更
(2)ヘルプファイルの不備を修正
<フリーウエアとして公開>
2003/08/20 Version 3.0 β0 評価フリー版
(1)メニュー狙い撃ちキャプチャ機能追加
(2)マウス取込・マウス張付の不具合修正
(3)256色へ減色の機能変更
(4)タイマー作動中の[Esc]キーによるキャンセル機能追加
(5)残り秒数表示ウィンドウがマウスカーソルを回避する機能追加
1999/11/27 Version 2.2
(1)「狙い撃ち」のWindowを常時トップに置くオプションを追加した。
(2)矩形キャプチャの際に、矩形領域のサイズを固定(任意のサイズを事前に入力)してキャプチャする機能を追加した。
(3)キャプチャ・リストで複数のWindowを選択し、一度に複数のWindowをキャプチャする機能を追加した。
(4)キャプチャ・リストでキャプチャ実行後、リスト項目が二重に表示されるバグを修正した。
1999/01/02 Version 2.1
(1)キャプチャした画像に後からマウスを張付ける機能を追加した。
(2)一般には無意味な二重起動許可のオプションを削除した。
(3)256色、16色への減色機能を追加した。
<シェアウエアとして公開>
1998/08/30 Version 2.0
開発システムをDelphi3.1に変更して、全体的にブラッシュアップし機能追加
(1)256色ドライバーの環境でも動作するようにした。
(2)キャプチャした画像ファイルを指定したフォルダーに自動的に保存する機能を追加した。
(3)保存する画像ファイルの形式をBMP形式だけでなくJPEG形式も選択できるようにした。
(4)InstallShieldによるセットアップ・プログラムを付けた。
1998/05/11 Version 1.4
(1)Print Screen key(Copy key)を使って、マウスが指しているWindowをキャプチャする機能を追加
(2)トレイに常駐化するオプションを追加
(3)保存ファイル名に '\/:*?<>|'
が含まれている場合、不正ファイル名のエラーになるが、これを自動的に全角文字に変換しエラーにならないようにした。
1997/07/21 Version 1.3
(1)起動時にイメージ格納用のフォームが開くように変更した。
(2)動作環境のオプション指定に連続キャプチャを追加した。
(3)ハードウエアの環境、アプリケーションによっては、キャプチャするウィンドウにかぶさっている
Windows Captureのフォームが消えないままキャプチャしてしまう不具合を修正した。
(4)カレント・ディレクトリを変更した時、HELPファイルがが見つからなくなるバグを修正した。
1997/05/25 Version 1.2
(1)ウィンドウ一覧リストからのキャプチャにもタイマー機能を付け、操作途中のキャプチャができるようにした。
(2)動作環境のオプション指定を増やした。
1997/05/08 Version 1.1
(1)キャプチャするウィンドウのタイトルにパス名、ファイル名が含まれているとBMPファイルの保存でエラーになるバグなどを修正
(2)マウスでドラッグした矩形領域のキャプチャ機能を追加
<フリーウエアとして公開>
1997/04/23 Version 1.0
はじめての公開